どうもこんにちは!映画大好き宮田です。今回はオススメ映画コーナーとして「スパイ映画」をテーマにピックアップしています。観ていて頭を使うような映画、展開が読めずハラハラドキドキするような映画、アクションシーンが爽快な映画など、様々な作品を選定しています。スパイ映画を探している方はぜひチェックしてみてください。
オススメのスパイ映画
キングスマン
アクションとコメディのバランスが絶妙な映画です。英国紳士のスパイが活躍するという一見スタイリッシュな作品ですが、適度に笑える要素もあります。英国に詳しくない人でも段々とエグジー目線になってスパイ集団であるキングスマンが凄くかっこよく見えてきました。正義と悪がハッキリしていて見終わった後も気分がスッキリします。
SPY/スパイ
リブート版ゴーストバスターズのポール・フェイグ監督のコメディ要素の高いスパイ映画です。ポール・フェイグ監督作品の常連である、メリッサ・マッカーシーが主人公のCIAの元内勤分析官スーザン・クーパーを演じ、ど素人スパイながら軽いフットワークでミッションを遂行する姿が滑稽なはずなのに格好いいのが最高です。ジュード・ロウやジェイソン・ステイサムなど豪華キャストが出演しているのですがコメディに徹しているのも面白かったです。
ミッション:インポッシブル/ ローグネイション
ミッション・インポッシブルシリーズが好きで、今までの映画を全て見ているのですが、その中でもこのローグ・ネイションが一番面白いと思いました。まず、誰が敵で誰が味方か分からず、予想外の展開が起きるストーリーなので、片時も目が離せません。そして、アクションシーンがとても迫力があり、思わず体が動いてしまうほど凄かったです。このような理由から、スパイ映画好きにこの作品をおススメします。
アトミック・ブロンド
アトミック・ブロンドはシャーリーズ・セロン主演の2017年製作のアメリカ映画です。一番スパイがいたと言われる、冷戦末期の1989年のベルリンを舞台に女スパイが身体を張って活躍するストーリーです。ネオンで映し出されるの美しい映像と80年代の格好良い音楽、そしてカメラの長回しで撮られた肉と骨がぶつかるようなアクションシーンは今までの女スパイのイメージを払拭するものでした。舞台は30年前なのに、ジェンダー表現は現代に合わせたものでとても画期的なスパイ映画です。
ブリッジ・オブ・スパイ
スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演のゴールデンコンビが帰ってきました。冷戦時代に全米を巻き込む大騒動となった事件を完全映画化。大国同士のイデオロギー衝突と、異なる国家に生まれた個人同士の友情を対比的に描く演出がにくい。ハンクス演じるドノヴァン弁護士は、ソ連からのスパイアベルの弁護を依頼されます。国家の裏切り者として中傷に晒されるドノヴァン、外敵として極刑を世論から求められるアベル。次第に国と立場を超え、強い信念を持つもの同士の二人に共感が生まれます。大人の友情を描いたヒューマンドラマです。
ゲット・スマート
スティーブ・カレル、アン・ハサウェイ主演のスパイ・コメディ映画です。スパイ映画には珍しい地味な主人公と、美人スパイがパートナーになり、事件に挑みます。コメディなので、面白おかしく観られますが、アクションやどんでん返しもあり、最後まで飽きません。スカッとしたい時や、気軽に映画を楽しみたい時におすすめです。
インファナル・アフェア
通常のスパイ映画と違い、短くまとめるとダブルスパイ映画。マフィアのボスに見込まれた男は警察学校に潜入させられ、そのまま警察となり重要な役職まで成長。同時期に、警察学校で優秀な成績だった人物が表向きには突然退学に。実際は警視の命令でそのままマフィアへ潜入させられ、そのまま後にマフィアの重要な役職へ。互いが互いにスパイを送り込んでいる状況で、物語は進んでいくが、衝撃のラストは自分の目で確認して欲しいオススメのスパイ映画です。
レッド・スパロー
ジェニファーローレンス演じるスパローという女スパイが出てくる作品。美貌で誘惑し操作対象を上手く操るテクニックは女性が見てもうっとりするくらいセクシーで魅力たっぷりです。そんなプロ意識の高いスパローが操作対象に惹かれていく様子は女性好みのストーリーになっていると思います。男臭いスパイ映画が苦手な女性にお勧めできます。
寒い国から帰ったスパイ
冷戦時代、東ドイツで任務に失敗した過去を持つイギリス人スパイが二重スパイの抹殺指令を受けて因縁の地に再び潜入するもその任務にはとてつもない裏が隠されていました。007シリーズとは対極にあるリアルかつ地味なスパイ活動を描くことで知られるジョン・ル・カレの小説の映画化で、一切の人間性を踏みにじっていくスパイ戦の冷徹さと過酷さが丹念に描かれています。そして最後は主人公がそれらに対して人間としての抵抗を示して死ぬという非常に重いものとなっています。
カジノ・ロワイヤル
007シリーズの中でも特におすすめなのが「007 カジノ・ロワイヤル」。稀代のプレイボーイ、ジェームズ・ボンドが遂に運命の女性に出会うという大変情熱的なテーマを含む映画で、今まで「アクションスパイ映画は・・・」と敬遠していた女性にも充分に楽しめる内容になっています。
シュリ
「シュリ」は韓国と北朝鮮のスパイを描いた韓国映画です。スパイの禁断の恋を描いた儚い映画ですが、妙に現実味があって私は物語に没頭していきました。映像のトーンも作品の内容にマッチしていて良かったです。大体の人がこの映画では物語が進んでいくにつれて段々と登場人物に感情移入していくと思います。国同士の争いや個人の感情など色々と考えさせられる作品でした。何度観てもあのラストシーンは素晴らしいです。
ラスト、コーション
「ブロークバック・マウンテン」のアン・リー監督がおくる、性にまつわる妖しく深いスパイ映画。舞台は日中戦争下の香港。スパイの女を演じるのはタン・ウェイ。スパイ映画にセクシャルな部分が絡むのはよくあることですが、この映画は、これを深く深く突き詰めます。スパイの女はトニー・レオン演じる政府要人と深い仲になり、さらに二人は体を重ね合わせる中でお互いに対して愛情を抱いてしまう。果てしてスパイは成就するのか、それとも二人には別の展開がまっているのか。圧巻の描写とともに展開する物語が素晴らしい。
スパイキッズ
元凄腕スパイの両親のピンチを救うために、おバカな姉弟が最新鋭のスパイ道具を駆使したスパイキッズになって大活躍するお話です。いつもは喧嘩ばかりしている姉弟が一生懸命に協力して両親を助けるために奮闘する姿に感動したり、姉弟のかけあいがおもしろくて思いっきり笑ったり、とにかく最初から最後まで大人から子供まで飽きずに楽しめるオススメのスパイコメディ映画です。
キングスマン
『英国王のスピーチ』などで数々の賞を受賞したコリン・ファース主演によるエリートスパイ機関の活躍を描いたアクション映画です。スーツの着こなしや数々のスパイ道具を使いこなすスマートなアクションなど、とにかくコリン・ファースの格好良さを全面に押し出した内容で時にはクールに、時にはコミカルに全編を通してテンポの良い爽快な作品です。
ボーンアイデンティティ
イタリア漁船によって命を救われたボーンが、手元の情報を頼りに自分が何者なのか探っていく記憶喪失ものです。見だすと止まらなくなるストーリーの面白さは勿論のこと、キレのあるアクションも魅力です。感情を表に出さず無愛想なボーンですが、恋に落ちていく様は丁寧で微笑ましいです。スパイ系アクションをあまり見ない女性にもおすすめできます。
グッド・シェパード
諜報機関で働くことを決めた男の物語。縁のある人間を時には利用したり、家庭をそっちのけで仕事に打ち込む様を時系列を前後しながら展開していきます。スパイの実態と、それを公に出来ない葛藤が随所に見られました。ドタバタな場面はあまり出て来ないですが、全編を通じて緊張感があるオススメのスパイ映画です。
汚名
甘くも切ないロマンスを楽しむスパイ映画ならこれです。女スパイであるアリシアが、連邦警察官デブリンに出会い依頼を受けます。お互い自分の任務を優先させるべきなことはわかっていても、相手に惹かれることは止められずといった感じ。一見単純に思えるストーリーも様々な事情が入り組んでいて最後までドキドキを楽しめます。
裏切りのサーカス
主演のゲイリーオールドマンをはじめ、「英国王のスピーチ」のコリンファースなど、イギリスを代表するアカデミー賞常連の俳優たちが勢ぞろいした豪華な映画です。ストーリーは難解で、映画館上映時には登場人物が書かれた紙が客に配られたなど、見応え充分のスパイ映画です。派手なアクションより頭脳や心理戦を楽しみたい人にオススメのスパイ映画です。
おわりに
以上、目が離せないオススメのスパイ映画についてでした。当記事でピックアップした作品は、いずれもDVD・Blu-rayの販売・レンタルが始まっている作品となります。気になる映画があればぜひ観てみてください。
今回ピックアップしたおすすめ映画
- キングスマン
- SPY/スパイ
- ミッション:インポッシブル/ ローグネイション
- アトミック・ブロンド
- ブリッジ・オブ・スパイ
- ゲット・スマート
- インファナル・アフェア
- レッド・スパロー
- 寒い国から帰ったスパイ
- カジノ・ロワイヤル
- シュリ
- ラスト、コーション
- スパイキッズ
- キングスマン
- ボーンアイデンティティ
- グッド・シェパード
- 汚名
- 裏切りのサーカス